白髪染めと縮毛矯正、どっちが先ですか? 同じ日にできる場合と、分けた方がいい場合

「白髪染めと縮毛矯正、どっちを先にやればいいですか」「同じ日に両方できますか」 カウンセリングでよく聞かれます。結論から書きます。

目次

同じ日に、白髪染めと縮毛矯正の両方はできますか?

できることも」あります。ただし当店では、条件がそろったときのみ、施術いたします。

  • すでに私(当店スタッフ含む)が担当していて、その髪の施術履歴がわかっていること
  • その日のカラーが、根元だけを染めるリタッチであること

どちらも理由は同じで、その髪がどう反応するかの予測が立つかどうかです。履歴のわからない髪で、同じ日に2つの薬剤を重ねることはしません。

なお、色味に強いこだわりがある場合は、履歴がわかっていても別の日をご提案することがあります。ここはケースバイケースです。

同じ日にやるなら、どっちが先ですか?

縮毛矯正が先です。

白髪染めを先にしてから縮毛矯正をかけると、矯正の薬剤の影響などで、せっかく染めた色味が薄くなってしまうことがあるからです。

日を分ける場合も、順番は同じですか?

同じです。日を分けるときも、先に縮毛矯正をかけて、間をあけてから白髪染め、という順番をおすすめすることが多いです。理由は同日の場合とまったく同じで、色味が薄くなるのを避けるためです。

ただしこれは、「白髪がしっかり染まること」を優先した場合の考え方です。多少色が薄くなっても構わない、という事情があれば、順番が変わることもあります。

また、クセの出ている幅や、白髪の染めたい(カラーしたい)範囲や、縮毛矯正と白髪染めの間がどれくらい空くか、などでも順番は変わるケースもあります。

どのくらい間をあけるかについては、日数で決められるものではないので、別の記事で書きます。

順番を決めるとき、何を見ていますか?

  • クセの強さ。今どのくらいクセが出ている状態か
  • 前回の縮毛矯正からどのくらい経っているか
  • 髪の体力。濡らして引っぱったときに、元へ戻る力があるか
  • 白髪の伸び具合
  • ご自宅で白髪染めをしているか、その頻度

まず乾いた状態を見て、そのあと濡らして、弾力・伸び具合・水の吸い込み方を確かめます。そのうえで、今日どちらを先にするか、あるいは日を分けるかを決めています。

順番を逆にすると、どうなりますか?

  • 染めたはずの白髪が浮いてくる
  • 白髪染めをしたのに、色が抜けてしまったような感じになる
  • ホームカラーで高い頻度で白髪染めを続けている髪では、想定していた以上にダメージが出ることがあります

3つめは順番そのものというより、髪のダメージ履歴の事情です。市販のカラー剤を短い間隔で染めている髪は、こちらの予測が外れやすくなります。

美容室で伝えていただけると助かること

  • 明るめにしたいのか、暗めにしたいのか
  • 色味にこだわりがあるかどうか
  • 前回の縮毛矯正がいつごろだったか
  • ご自宅で染めているか、その頻度
  • 他店で染めた場合、わかる範囲でいつ、根元だけか全体だったか

白髪を染めることと、クセを伸ばすことは別のことです。それでも順番の話が出てきてしまうのは、それぞれがそれぞれの仕上がりに影響するリスクが高いから。

そして結局、どういう染め方をしたいのか——明るめなのか、暗めなのか——で順番は変わります。絶対的な正解はありません。この記事で書けるのは「多くの場合はこうです」までで、ご自身の髪でどうなるかは、実際に見せていただくのが一番早いです。


白髪染めと縮毛矯正を長く続けている髪は、履歴が一人ひとり違います。美容室I’Mでは、カウンセリングで髪の状態を確認したうえで、できること・できないことをお伝えしています。かけるかどうか迷っている段階でのご相談だけでも構いません。

この記事を書いた人:伊藤

美容室I’M(草加市栄町)オーナースタイリスト。2018〜2023年、美髪ケアの講師として全国でセミナーを担当。業界誌「ネクストリーダー」「ビューティーギャラリー」掲載。オリジナル商材を開発し、メーカーとして全国の美容室に卸しています。

美容室I’M(草加市栄町/東武スカイツリーライン 獨協大学前駅 東口 徒歩3分)
完全予約制

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